PEOPLE

オープンKIITO ’18 レポート

今回こそは!と思いつつ気づけば遅レポに…
こんにちは、松江です。

ホットなうちに書き上げてしまいたかったオープンKIITO’18のレポートですが、なんだかんだで3週間が経過…
イベント帰りの新幹線で途中まで書き上げたその量まさかの二行…頭の中で保存されていた文量の何十分の一だよこりゃ…
絶望をガソリンにここからは一気に行きます。



3月24日、神戸市の施設【KIITO】にてフリーペーパーのイベントを行わせていただきました。
オープンKIITOという一年に一度のイベントに毎年呼んでいただいておりまして、今年で5年目の開催になりました。
毎回の出展にて、私松江がフリーペーパー専門店・店主として『今、読んで欲しい50誌』というテーマで集めさせていただいたフリーペーパー・フリーマガジンを配布・展示するという企画をやらせていただいております。
2015年、2016年、2017年、とプラスαのトークイベントや特別展をやらせていただきましたが、今回は上記企画展のみになりました。が、単体でも十分なコンテンツと(結果的に)過去最高の来場者数でした。

以下、2018年度のイベントにご協力いただいたフリーペーパー・フリーマガジンです。
大学喫煙所名鑑
ヘルスグラフィックマガジン
WE/
ORB
himagine
月刊妄想星占い
TOKYO VOICE
別府地獄極楽新聞
畑々
CEL
宣伝広告
わに
手紙暮らし
SとN
hinagata magazine
鶴と亀
ナイスガイ
縄文ZINE
職・漁師
RAINBOW MAGAZINE
他人
夕焼けアパート
GO Journal
RAW
ふくしままっぷ
原波布読物紙
灯台どうだい?
茨女
odai magazine
mammoth
十六夜風車
雲のうえ
田んぼと油田
peeps
季刊にゃー
サブカミチャー
鉄聞
座・高円寺
詩ぃちゃん
UNDIES ZINE
Tech Tech
南部再生
いこい(not free)
マヌペーパー
BACKPACKER
飛騨
BOOKMARK
しくみまんがシリーズ
長岡『日本酒』『錦鯉』
とんじこんじ
(順不同)

















5年もやらせていただいておりますと流石にお客さんの反応や会場の空気の変化など感じることがありまして、その辺りについて少し触れておこうかと思います。

一昨年に関しましては、現地でレポート動画のようなものを撮らせていただいた関係で、ある程度の数のお客さんに直接感想を伺う機会があったのですが、あまり積極的に話しかけるのも邪魔になってしまうかと思い今回は基本的に直接お話を伺うことはありませんでした。(その代わりに、全50誌の解説フリーペーパーを配布しました)
従って、お客さんの生の声を一つ一つ拾ったという訳ではないということはご承知いただきたいのですが、個々のお客さんが《フリーペーパーが何だか面白いようだ》ということを知った上で来てくださっているという印象を今回の出展では強く受けました。
1回目や2回目の開催では、何だかよくわからないけどフリーペーパーってこんなに色々あるんだね〜、へ〜すごいね〜という反応が大半だったような気がします。そして、オープンKIITOというイベントに於いてONLY FREE PAPERの出展は、《何となくたどり着いたイベント》という位置付けでした。それは決してネガティブなことではなく、偶然の出会いや発見を大事にして欲しいという意味で、呼んでいただいたKIITOさんにはとても感謝しています。もちろんそれは今回も変わりませんが。
それが、昨年辺りから明らかに目の色が変わったと言いますか、目当てにお越しいただいている方の比率がグンと上がりました。(これは受付で案内をされている方から伺った話なので印象ではなく実際の話です)



ここには色々考えることがあるなーと思っておりまして、
まずは、続けることの重要性。
どんなことでもただ続ければ良いというある種の楽観的見解を提言しているのではなくて、ある程度時間がかかることもあるという事。何事もスピードが求められるご時世においてそのタイム感とは別次元でのみ浸透し、理解を得られることがあるという事。特に新しいチャレンジや分野においては。ここでの話の要点とは若干ズレますが、各フリーペーパーを発信する事ももちろんそうです。今回出展していただいた『himagine』というフリーペーパーなどはまさにそれです。
当時の法政大学の仲間で始めたフリーペーパーは、すごくざっくりと説明しますと同人誌のようなもので、一部のフリーペーパー好き以外には中々刺さりにくいだろうなーという代物でした。また、(こう言っては失礼かもしれませんが)目立った創作をする方で多い《天才型》というタイプでもありませんでした。しかし、大学を卒業した時点で発行が終わるあるいは創作そのものを止めてしまう方が大半の中、その後も細々と発行を続け現在18号まで発行されています。そしてどういうわけか15号辺りから明らかに読み物としての質がグンと上がったのです。この辺りの原因はよく分かりませんが、いやが応にもあの有名な『ウサギとカメ』という話を思い出してしまいました。実際僕の周りやSNSでの反応を見ても(良くも悪くも)話題に上がる回数がめちゃくちゃ増えました。どこかの時点で諦める事も同じくらい大事なのかもしれませんが、《諦めたくない》と思っていたり、《自分の中でなんか違う》と思っていないうちは、個人的には何事も続けて欲しいと思います。
そして、フリーペーパーという言葉に喚起されるイメージの幅が格段に広がった事。
今やフリーペーパー=クーポン誌・求人誌ではなくなっている事。もっと詳細に言うとすれば、フリーペーパーが自由で面白かった時代の復権。ただ戻って来ただけではなく、現代に呼応する最新のヴァージョンアップも抜かりなく。そんな事が言えるのかもしれません。昨今、ラジオやTVといったメディアからも熱い視線を受けるフリーペーパーも少なくなく、『縄文ZINE』『鶴と亀』『灯台どうだい?』といった人気フリーペーパーは書籍化されるに至りました。地域を盛り上げる手段として力のこもったフリーペーパーを活用していく事例も多くなりました。今や一部のカルチャー好きの嗜好品や広告戦略のツールだけに留まらず、制作側も読者側も多岐に渡っています。
さらには、フリーペーパーというメディアが持っている不可測的なパワー。
「フリーペーパーの魅力とは何ですか?」フリーペーパー屋として何十回(もっとかも?)と聞かれてきた質問であり、僕が知る限りのことはその都度お伝えしてきましたが、結局《よくわからないけどワクワクするものがここにある》という事に尽きるんですよね。そういうものを探求し言語化していくのが僕のような人間の役目だという事もわかっていますし、それはトライし続けていく所存ですが、正直「何でも言葉で欲しがりすぎじゃね?」って思う部分も多々あるんですよね。インターネットが人と人との物理的距離を一気に縮め、あらゆるハードルを越えて交流できるような世界を構築しました。そしてその中で取り交わされる通貨が文字である以上、何でも言語化したがるのは理解できますが、ヒトとヒト・ヒトとモノ・ヒトとコトがフィジカルでぶつかり合って生まれるものってインターネットのどこを検索しても見つからないんですよね。もちろんこれは無料の本に限らず、有料の本にも言えることではありますが、この文脈で言えばフリーペーパーの方がより《インターネット的》ではあると思います。知らない事や価値観を知っていく過程を楽しむ余白は常に持っていたいし、そのストーリーが時には結果よりも大事になる事もあります。説明が出来ないけど好きっていう事は、説明出来ちゃう好きよりもずっとあなたの心に残っているって事心あたりありませんか?
『ナイスガイ』という、かもめブックス【神楽坂】の柳下さんをもってして「宇宙一いらないもの」と言わしめたフリーペーパーは、多くの人から愛されています。(もちろん柳下さんからも愛されています)
『ナイスガイ』のことは、説明するほど野暮ったくなってしまうので、是非とも総集版の『超ナイスガイ』をご購入ください。当店でも販売しておりますし、ここからでもご購入いただけます。
注)購入は自己責任になります。購入後のクレームは当店では受け兼ねますので、直接ナイスガイ編集部までお願いいたします。

販売も行われた書籍化したフリーペーパーたち


イベントのレポートとはあまり関係なくなってしまいそうなので、ここらでイベントの話に戻ります。

神戸でイベントをやるという事で、毎回関西方面のフリーペーパー発行者さんが来てくださるのですが、その事は僕がこのイベントをやる上で楽しみにしていることの一つでもあります。
今回選ばせていただいた中では、イベントの少し前にお問い合わせさせていただいて送っていただいた『詩ぃちゃん』の発行者さんが「たまたま近くに来ている」という事で遊びに来てくださったり、『WE/』のご担当者さんが挨拶にいらしてくださったり、という事がありました。大勢の前に出る事に対してはさほど緊張しない僕ですが、好きなフリーペーパーを作っている発行者さんと会うとめちゃくちゃ緊張してしまうので、今回もめちゃくちゃ緊張しましたし、そのせいで緊張させてしまったかもしれませんがお会いできて嬉しかったです。

『詩ぃちゃん』の著者、大阿久佳乃さん。彼女はまだ高校生。


『詩ぃちゃん』もそうでしたが、在庫があまりないというフリーペーパーも多々あり『わに』『BOOKMARK』『手紙暮らし』『十六夜風車』『南部再生』といった辺りの冊子は早い段階でサンプルのみとなりました。
ONLY FREE PAPERの通常営業の中でも問い合わせが多い『手紙暮らし』は神戸でも大人気で、「これを見に来た」という方もいらっしゃいました。(そんな大人気の『手紙暮らし』は以前当店でインタビューさせていただいたので気になった方はこちらをチェック!!)

配布分はなくなり、サンプルもお持ち帰りされるフリーペーパーたち


また、会場で書いていただいたアンケートでは『peeps』『他人』『月刊妄想星占い』『CEL』『大学喫煙所名鑑』『しくみまんがシリーズ』『TOKYO VOICE』『飛騨』『ヘルスグラフィックマガジン』などの名前が多くあがっていました。
そして、アンケートの中にはこんな感想もいただきました。
「他のお客さんと交流できる空間づくりになっていなかったのが残念でした」
ひぇ〜〜!そうか〜むしろお客さん同士も交流したいのか〜!!そうですよね、むちゃくちゃ参考になりました。次回以降絶対に反映させますし、今夏予定でオープンする新しい場(ちゃんと整ったら正式にリリースします)にも参考にさせていただきます!!!

そんなこんながあり、11時のオープンから18時まで会場から人がいなくなる事がないほど本当にたくさんの方にお越しいただきました。カバンや手持ちの限界値までフリーペーパーを詰め込み、抱きかかえているお客さんの姿が目立ち、終わってみれば多くの冊子が少量を残すのみになりました。まだ在庫のあるフリーペーパーに関しましては、引き続きKIITOのフリーペーパーライブラリにて配布しておりますので、お近くにいらっしゃった方は是非お立ち寄りいただければと思います。

来年以降もKIITOさんではこのイベントを続けて行きたいですし、全国的にもこういったイベントはやって行きたいのでどんどんお声かけください!
そして、「無料ならそれはお客さん来るよね?」とフリーペーパーに関して懐疑的な目を向けられている方がもしいたならば、フリーペーパーの魅力が《そこもあるけど、そこじゃない》という事がわかっていただけると同時にもれなく「フリーペーパー面白いなぁ」という禁断の扉が開かれますので、次回の開催では是非お足を運んでいただけますと嬉しいです。
よろしくお願いします!

最後になりましたが、今回ご協力いただきましたフリーペーパーの発行者の皆様、本当にありがとうございました!!!


2018-04-17 | Posted in 松江健介, PEOPLENo Comments » 

 

Tokin個展「幻ではない」レポート



9月17日〜30日、個展「幻ではない」が無事に閉幕しました。
イベントも装飾も告知のやり方も…とこだわりまくり、壮絶にてんやわんやでしたが、初日から最終日まで最高の2週間でした。




展示したのは、「感情の取り扱い方」をテーマに描いた約70枚の絵。
いつもあるはずなのに意識せず、かといっていざ見つめてみると正体のわからない、自分の感情。摑みどころがなく流動的なそれとの付き合い方を、空間で作ってみたいと思いました。




会場のあちこちや絵に書かれた言葉と絵で作り上げたのは、心の中に入ったような空間。じっくり見て下さる方が多く、また、何度も来て下さる方もいらっしゃってありがたかったです。




そして、その感情の「取扱説明書」として作った画集の販売も。表紙にあしらったのは、会場の装飾に使ったものと同じもの。展示と本が、リボンでつながっているみたいでしょ。




さらに、フリーペーパー「ゾンビ道場」Vol.1〜20を全収録した総集編まで作りました。水彩の絵から離れたスピンオフのつもりだったのですが、サイズもページ数もむしろ主役級になっていました。やる気がみなぎっていますね!




こちらは、好きな絵と表紙を選んで冊子を作る手作りZINEコーナー。自分の絵が使われて、その人の作品になっていくのは新鮮でうれしかったな。





初日と最終日には、イベントを開催。
まず初日は、フリーペーパー・ナイスガイの菊池さん、キデンセンの浅草キッサさんをお招きしてのトークショーです。
「気の小ささから脱却したい、パリピ的な人が羨ましくて死にそう」という漠然とした思いから「うまくNOを言うにはどうしたら良いのか」「同じ話を二度聞いた時にどうやって話を遮れば良いのか」など、小さすぎる悩みを放り投げさせて頂きました。



考えた末の質問に、冒頭から「あまり考えても仕方がないんじゃないか」という返答を頂いて動揺。「不安を先読みしても限界がある」「楽しもうとする気持ちからパリピは始まる」など新しい視野を開拓して頂いた上に「そこまで他人の事を気にするTokinさんは優しい」という励ましの言葉まで頂き、その寛大さと余裕はまさに神仏のそれであり「パリピは仏」という事で決着がつきました。
最後に「一緒にクラブに行って下さい」と約束をしたので、きっと近いうちに実現する事でしょう。



また、会期中は、ツイッターで募集したメッセージを店頭の窓に描いていました。募集したのは「あなたの気持ちを形にすると何ですか?」というもの。私の気持ちだけでなく、その場にいない人の気持ちも会場に描いて積み上げたかったのです。





灯台、劇場、金魚など具体的なものはもちろん、心情を表したメッセージも多く頂き、想像力をフル回転させて挑みました!!






そして最終日は、朗読詩人・成宮アイコの朗読と、タダフジカのギター弾き語り、それからTokinの絵で作るライブショー!
感情を丁寧に拾い上げるような朗読と、その悲喜こもごもを描いた音楽で、集まったメッセージを一つの絵にしていきます。





描き上げたのは、寄せられた「気持ちの形」を着た子供達。いろんな思いがあれど、手を取って踊るように進んでいけたらいいよね。




ライブの開始の頃に差していた夕方の光も、終演の頃にはすっかり暗くなり、完成した絵が夜のコンクリートにくっきりと映されていました。                                    
こちらの絵は、今後もしばらく見る事が出来ます!OFPにお立ち寄りの際は、フリペ採集のついでにぜひ見てみて下さい



コンプレックスとか「私だけ気にしすぎだろうか」というモヤモヤをどう払拭するかずっと悩んできたけれど、モヤモヤしきってイベントにする、というのは思いがけない突破口でした。
払拭しない、という解決方法もあるのか!

トークショーで個人的な相談を盛り上げてくれた、キクチさん、浅草キッサさん、ライブでがっつり締めくくってくれた成宮アイコちゃん、タダフジカさん、そしてONLY FREE PAPERの松江さん、そして何より、お越し下さった皆々様!!本当にありがとうございました。






紛れもなく、幻ではない現実。でも、夢みたいに幸せな2週間、めっちゃくちゃに楽しかったです!




トキン Tokin
アーティスト、イラストレーター。「心理とおとぎ話」をテーマに、心理、社会、メンタルヘルスを題材とした淡い水彩画を描く。
学生時代より精神疾患を患いつつ、ごまかしごまかし学校へ行ったり辞めたりまた入ったり、入院したり就職したりと七転八倒。長期入院をきっかけに2012年、自身の精神障害(解離性障害、双極性障害)を漫画で描いたフリーペーパー「ゾンビ道場」を発行。そのコミカルな表現がメディア等で話題を呼ぶ。
朗読+音楽+絵で構成されるイベント「カウンター達の朗読会」では、ライブペインティングや会場装飾のパフォーマンスも。
痛みと生きる現実と、ファンタジーとが繋がった時、そこから見える世界は何色?
web site:http://tokin.info/
Twitter:http://twitter.com/Tokin0528





2017-10-12 | Posted in PEOPLE, トキンNo Comments » 

 

2017.03.04 ONLY FREE PAPER in KOBE レポート

当店ONLY FREE PAPER、3月4日に神戸に出張してきました。
毎年3月に開催されております『オープンKIITO』というイベントに出店するためで、今年で4年連続で呼んでいただいている大変お世話になっているイベントなのでした。


会場は今年もこちら!おなじみのKIITO 2Fライブラリスペースです。
ちなみにこちらライブラリスペースでは、常設スペースとして年中フリーペーパーが置いてあるので気になる方は是非行ってみてください!

イベント詳細はKIITOさんのページをご覧いただいた方が良い気がしますが、ざっくり申し上げますとKIITOを一日解放して、入居されている企業さんや周辺地域で面白い活動をされている方々やKIITOから発信する情報などを一堂に介し、楽しんでいただこうといういわば文化祭みたいなものです。
そんな中、東京から《フリーペーパー専門店》というなかなかに謎なお店を呼んでくださっているKIITOさんはやはり器が大きいのだと思いますが、さすがに一年目などは来ていただいているお客様も探り探りな感じが強く感じられました。




今年感じたことは、4年目の出展ということもあり、何か浸透してきた感がものすごく感じられました。
4年目とはいえ年1回の出展ですから本来浸透することなど無縁に思われがちですが、続けて何かをすると思わぬ現状が起こるものですね。
結果たくさんのお客様にお越しいただき、用意していたフリーペーパーも在庫がなくなってしまうものが続出し、サンプルとして一部保存しておいたものまでなくなってしまったものも多くありました。←これは管理側のミスですね・・・

毎年レギュラーで行わせていただいております企画は『今読んで欲しいフリーペーパー50誌』というものなのですが、過去3年に関して申し上げますと、正直すでにほとんど休刊してしまっている冊子および休刊している冊子もセレクトするというウルトラCも使っておりました。《読んで欲しい》はもちろん偽りのないものでしたがそれが先行してしまい《今》の部分を少しないがしろにしていました。(ごめんなさい。)
しかし、今回は正真正銘、現役の50誌を神戸に持っていくことができました!!
発行元の皆様に感謝感謝です!!!


なかなかお目にかかれないフリマガも最新号含む貴重なバックナンバーも…!!すぐになくなっていきました。。。


個人的大プッシュ、Hallelujah Traveler。前号から1年ぶりの復刊が待たれます!!


こちらも大好きゾーン。主に小田急線沿線駅や一部東武系の駅で配布されるComo le va?、徳島県のあおあお、額装フリーマガジンEncadreur。早々に配布終了…!!












【ONLY FREE PAPER in KOBE 2017 出展フリーペーパー】
ユーシュ
バッテラ
田んぼと油田
あおあお
honto!
イヤ、ホント気になります。
屋上とそら
BEYOND
paragy OPEN SQUARE PAPER
UNDIES ZINE
飛騨
ヘルスグラフィックマガジン
BLUE+GREEN JOURNAL
縄文ZINE
FREMAGA
SOLAR JOURNAL
AGRI JOURNAL
宗谷ひと図鑑
DEZZERT MAGAZINE
トコドコジルシ
三浦編集長
南部再生
BROTHER TIME
KEMO NOTE
KAMIBU
スーベニア
BLUE’S MAGAZINE
HIBI
Hallelujah Traveler
Como le va?
雲のうえ
ナイスガイ
kawagoe premium
RAW
Encadreur
TOKYO PAPER for Culture
GOTEKI
季刊猿人
ガジラ通信
岐阜マン
ミッドナイト
かくだのかお
scripta

あてら
月刊島民
別冊スペシャ
もとすみマニアックず。
ORB
いいね!農STYLE
(順不同)

発行のタイミングが合わない、在庫がない等、神戸に持って行きたくても持っていけなかったフリーペーパーもあるにはありましたが素晴らしいラインナップであったと思います。
(一部、イベントの後で休刊のお知らせをいただいた冊子も含まれております)

このイベント自体に過去何度かお越しいただいておりましたお客様から「今年ラインナップいつもより良くないですか?」なんてお声もいただきました!!
毎年、良いわ!笑 というツッコミもはいりましたが、前述の通り《現行のフリーペーパー》というものを強く意識してお声かけさせていただいた分知らない間に気合が入ったのかもしれません。

手前味噌ですが、あ〜やっぱりフリーペーパーって面白いな〜と再認識させられるイベントになりました。

イベントの後半では、さまざまな企業やお店・施設の広報誌などの制作に多方面で関わられているRe:Sの竹内さん、徳島県の広報誌あおあおの制作をされ、ショップ&ギャラリーuta no taneを運営されている森さんをお招きし、ローカルメディアやフリーペーパーについてトークセッションを開かせていただきました。


人!!


HI・TO!!


インタラクティブの欠片もない乱暴な告知を少ししただけにも関わらず、本当にありがたいです…涙
ちなみにこれ、視線の先には…


おおらかべ新聞!!(2013年より約1年半の間、吉本興業より発行されていた月刊のかべ新聞。Re:S制作。)


ローカルメディア、とりわけフリーペーパーつまり紙媒体について実際に制作に携わられている方々の言葉を色々伺うことができて、とても有意義な時間となりました。
フィジカルメディアを作ることの意義、制作にあたり大切にしていること、当然といえば当然ですがメディアの数だけ考え方があるし逆に共通する部分もある。
ここの場所にいた方の中からこの先フリーペーパーや何かメディアを立ち上げる方が現れるようなことがあれば嬉しいなあ。

あっという間の7時間でした。

来年も神戸に行けるといいなあ。


写真撮影:芦田博人、三好天都、堀江浩彰


松江健介松江健介 Kensuke Matsue
フリーペーパー専門店ONLY FREE PAPER店長、株式会社Beatface代表取締役。スタイリスト業を経て、石崎・芥川と共に2010年12月ONLY FREE PAPERを東京・渋谷に開業。移転、休業を経て現在は小金井市にて展開。全国各所の店舗や図書館、ゲストハウス等でのフリーペーパースペースのディレクションも行っている。好き—アダムジョーンズ・トマスピンチョン・メサブギー・ピザ・東京03・能・タンパベイレイズ・武田鉄平。嫌い—職質。






2017-03-24 | Posted in 松江健介, PEOPLE1 Comment » 

 

Tokin ブログ  検証・話しにくい事はなぜ話せないのか



はーい、こんにちわ!

前回の投稿からずいぶん空いたので「突然書くのも悪いのかな」とぼやいた所、松江さんから「空気は読まない方向で」と言われたので、張り切って書きます。

いきなり宣伝っぽくなりますが、今度、3月25日に「垣根を乗り越える」というワークショップを西荻窪で行います。アートと対話でコミュニケーションについて考えようというイベントで、今回は「話しにくい事を話題にして話すこと」をテーマにしています。
(詳細はこちら

そこで、ここ数日、私自身の「話しにくい事」を考えていました。みなさんが日々コツコツ積み上げている「話しにくい事」はなんですか?

私自身の話しにくい事、それは「だいたい24時間うつ状態であること」です!!
通常の挨拶として「やっほー、元気?」と言われると反射的に「あー、いや?まあ〜、うん。」と煮え切らない言葉を返しますが、正直、大体元気じゃないので最初から「やっほー、うつ状態?」と挨拶される方が合「うん」で済み合理的かもしれません。
でも、まさかそんな事は言えないですね…。なぜなんでしょうか…。

理由その1「人を心配させるから」
親しい人から「24時間うつ状態」なんて言われたら大体の人が「大丈夫?」って言いますよね。
しかし先日、超思い切って家族に「だってもう長らくずっとうつ状態なんだよ」と思いつめた顔で打ち明けたところ「だよね〜」と言われて衝撃を受けました。
少しは「大丈夫?」って労って欲しかったような気もしましたが、今後とも変わらぬご愛顧を賜りたくお願い申し上げたい所存です。

理由その2「嫌われたら嫌だから」
嫌われるのいやですね!私は嫌われるのかなりいやですね!でもよく考えると、うつ状態だからという理由で嫌われたら、今後親しくなっても早々に疎遠になるんじゃないでしょうか。

理由その3「会話が暗くなるから」
せっかくのtalk timeですから、暗いよりは楽しい方がbetterですよね。それに対する対策といたしましては、以前人から言われた「嘘ついてまで笑ってられても困る」という言葉を無心で唱える事で相手を信頼、本音で対峙するよう心がけていますが、もしそれで嫌われたら(以下略)

暗くなりそうな話題はやはり言いにくいし書きにくいようですね…。
なるべく素直に生きていくよう努めてはいますが、本音と建前を使い分ける汚れっちまった大人の私が、pureなteensのようにinnocentなheartで人と対峙するのは容易ではありません。大体いま、不要な英語を投入する事で文章を明るくしようと努めている私って、めちゃくちゃ真面目じゃないですか?

これまでも、ここのブログでは、相手と向き合う方法についてよく書いた気がします。そこでふと、2年前の記事を見たら
「「嫌われる自分」の枠組みをあらかじめ作って、その中に本音を閉じ込めるって、なんだかそんなの淋しすぎます。大事な人にそれをされたら、私は結構淋しいぞ」
と書いてあるのを見つけてしまいました。http://onlyfreepaper.com/tokin_20150414
そして私は何事もなかったかのようにウインドウを閉じ、今に至ります。

2年前の自分の言説を借りると
「変に思われるかもしんないけど、変に思わないかもしれない!
あなたが「変に思われるかもしんない」と感じている事、私はとっても魅力的に
感じるかもしれない!」との事です。大事な事は何度でも復習した方が良いですね。

最後に、いま最大に書きにくい事として「私もOnly Free Paperで絵のイベントをやりたい」と書き残し、今回の文章を締めさせていただこうと思います。ご清聴ありがとうございました。


プロフィールトキン Tokin
1983年生まれ。自分の精神疾患の病状をしゃべるフリーペーパー「ゾンビ道場」を発行しています。キーワードはメルヘンとメンヘル。イラスト、絵画、ライブペイントなど、アグレッシブに絵を描く病人です。
web site:http://tokin.info/
Twitter:http://twitter.com/Tokin0528



2017-03-20 | Posted in PEOPLE, トキンNo Comments » 

 

未知への挑戦状

20160807


渋谷パルコのONLY FREE PAPERがクローズとなりました。
自分が前回投稿したのがとても前なので、このタイミングで書くのはどうかと思いつつ、このタイミングだから書きたい事があり、書くことにしました。

私は渋谷という街に変な対抗心を燃やしています。
それはほとんど怨念であり、内訳は対人恐怖と、埼玉育ちであるコンプレックスが50/50であると推測されます。
そのため、一番最初に弊誌「ゾンビ道場」を作り、パルコに行く時の緊張と動揺は恐ろしいものでした。
パッションと消費意欲に溢れた渋谷の雑踏におののき、強迫的に部数を確認しつつ、それでも私は「着いたら安心、軽妙な雑談を展開する」という願望を捨てませんでした。人間やれば出来る、そう思っていたのです。

しかし、メンタルが不調である旨をペーパーに書いた自分が、突然世渡り上手になれる訳はなく、以後、私は今に至るまで

・OFPに行く為に外に行こうと決める(目標の設定)
・ゾンビ道場を渡す自分の姿をシミュレーションする(計画)
・周囲のお店を適当に歩く事で、緊張を緩和しようとする(試行錯誤)
・なかなか行かない(逃避)
・「よし、早く行こう」と心を決める(意思決定)
・OFPに着く。ゾンビ道場を渡す。(執り行い)
・軽妙な雑談をしようとして出来ない(挫折)
・緊張から解放の為、ドトール等に入るが動揺して注文が決められない(混乱)
・焼き菓子等を注文し安堵(安定)
・「外に出られた」という自負を得る(自己肯定)

という流れを数年に渡り繰り返す事になります。まるで巡礼のようです。

いつか「軽妙な雑談」が難なく行える時が来るのかと待っていますが、最近になってやっと、緊張しながら持って行く事も含めてペーパー作りなのかなと思うようになりました。
そのような発見が、醍醐味だとも思っています。

人と出会い、自分と同じような悩みを抱えた人について知ること、様々な想いの中でフリーペーパーを作っている方と出会うこと。
緊張と重みを持ちつつ赴いたイベントで「あまり緊張せず軽く作れるのがフリーペーパーの醍醐味ですよね」言われて愕然とすること…。
それもまた発見です。発見したいです、その軽妙さはぜひ、これから…。

渋谷店がなくなってしまったのは寂しいですが、次々と新しい試みを続けているOnly Free Paperから、今後どんなことが発見できるのか、とてもワクワクしています。


プロフィールトキン Tokin
1983年生まれ。自分の精神疾患の病状をしゃべるフリーペーパー「ゾンビ道場」を発行しています。キーワードはメルヘンとメンヘル。イラスト、絵画、ライブペイントなど、アグレッシブに絵を描く病人です。
web site:http://tokin.info/
Twitter:http://twitter.com/Tokin0528



2016-08-11 | Posted in PEOPLE, トキンNo Comments » 

 

渋谷PARCOとONLY FREE PAPER

皆さんすでに様々なメディアを通じてご承知であると思いますが、渋谷PARCOが8月7日をもって一旦その役割を終えます。
2011年9月より入居させていただいておりました当店ONLY FREE PAPERの渋谷PARCOでの展開もそこで終了となります。

フロアを変え、形を変え、慌ただしくそして問題児であった僕らを渋谷PARCOは大きな器で受け止め続けてくれました。
4年間もの長きにわたり。

PARCOさんも仕事、我々ONLY FREE PAPERも仕事。である限りはそこに感情的なことを持ち出すことはあまりスマートなことではなく、ある種の掟破りかもしれません。経営者としてはどうかと自分でもそう思います。
しかし、今は最後の時です。お別れの時なんです。
なので、この時だけは「想い」的要素を吐露し一方的な側面から述べることをお許しいただきたいです。

前例のない形、フリーペーパー専門店としてオープンした当店は大変多くの方に支えられその大きなスタートを切ることができました。
しかしそこから「続けていくこと」はとてもハードなことであり、壁という壁が立ちはだかる毎日でした。
もはや消耗しきった僕らに手を差し伸べてくれたのが、渋谷PARCOでした。
PARCOさんは僕らに同情したわけでも何でもなく、やっていることの面白さをかってくれた上で、ONLY FREE PAPERを招き入れてくれました。親族でも何でもないので特に同情するポイントは皆無ですので当然といえば当然ですが。
でもそのことが結果的には僕がPARCOさんをいつまでも信頼できる要因になったのは言うまでもありません。

入居のしょっぱなから規格外のズタボロさをお披露目し、大変不安にもさせてしまいましたが、それでもPARCOさんが僕らに対し見捨てるような目をすることは結局最後までありませんでした。それはもはや親心のそれであったように、今となっては思います。

その後も度重なるご迷惑(ちょっと書けません)をかけ続ける僕らを、叱咤激励してくれました。
組織である以上、異動などは当然あり、担当の方が変わっていく中でも一貫してそれは変わりませんでした。
誰がどうこうとかそういうレベルでの話ではなく、それはもう「渋谷PARCO」という愛が包んでくれていたんだということでしょうか。

ひとつのビルとひとつのテナント。
この話は、そのお話です。
しかし、僕にはそれを超えた人と人の関係性でしか語ることができません。と言いますのは、僕と渋谷PARCOの担当の方々、そういう意味での人間性の話ではなくもっと概念的なことです。
その理由は、もちろん商売としてはとても成功しているとは言い難いというものが要因になっていることは自覚しています。だから、その土俵でしか語ることができないのだと。
それでも僕は、頑なに、言い続けると思います。ONLY FREE PAPERと渋谷PARCOは血の通った関係性だったのだと。
あるいは、すべての入居している(してきた)テナントに対して一貫してそのような関係性を築いていらっしゃったのかもしれません。
だから渋谷のど真ん中に存在し続け、上質なカルチャーを発信し続けられてきたのかと思うと納得がいきます。

「渋谷怖いけど、ONLY FREE PAPERがパルコにあるから来る(来れる)ようになった 」というようなお客様のお話を聞くこともありました。
僕が一利用者であった頃から高尚な存在であり続けた「あの」渋谷PARCOと共に、そんなお客様を排出できたとしならばそれはもう声にならない思いです。嬉しい感情の引き出しが少ないので、ご了承ください。

そんな渋谷PARCOもあと1日で閉館となります。一旦僕らの夢のような時間は終わります。
3年後、さらに強靭な体躯で僕らの前に姿を現してくれることでしょう。なんたってあの渋谷PARCOなんですから。

渋谷PARCOとONLY FREE PAPERを引き合わせてくれた方、渋谷PARCOの皆さん、御近所付き合いしてくれたテナントさんたち、ONLY FREE PAPERパルコ店を楽しんでいただいたお客様、イベントにご協力いただいた方々、とんでもないパワープレーでPARCO入居に踏み切った前代表。皆様、本当にありがとうございました。僕の中でこの4年間は決して褪せることはないでしょう。
いつの日が夢の続きを見られるように僕らも精進致します。



なお、ONLY FREE PAPERはPARCOさんでの営業は7日をもって終了致しますが、近日中に渋谷にて再開を予定しております。
ヒガコプレイス店の方は通常どおり営業いたしておりますが、8月15-19日までは夏季休業になりますのでよろしくお願い致します。



松江健介松江健介 Kensuke Matsue
ONLY FREE PAPERオーナー。株式会社Beatface代表取締役。#メタル#大好き#です#和製ブライアン・ジョンソン#メタルじゃないじゃん#恵比寿★マスカッツ#最近のマイブームです#カメレオンマン#オリーブオイルの消費量多め#「雪国」より「古都」派#「ネコ」より「カメ」派#「2」より「3」派#今は#坊主#じゃないよ#オール#オア#ナッシング#アホでしょ#バカでしょ#ドラえもんでしょ





2016-08-06 | Posted in 松江健介, PEOPLENo Comments » 

 

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