PEOPLE

one day 20151015 morning

冷たい風と暖かな冬への郷愁が交わる朝のサウンドトラック

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mix&art work by Satoshi Ogawa

Jan Steele + John Cage “All Day”


Yanokami “Owari no Kisetsu”



profile_20131215小川哲 Satoshi Ogawa
イラストレーター。シンプルな形、パターンをモチーフにしたリズミカルな作画で雑誌、書籍、CDジャケットを中心に活動。またイラストレーションを用いたプロダクト企画にも携わる。ミュージシャンのポートレイトで音楽を紹介する「5X5 ZINE」の制作を継続的におこなっている。

web site: http://satoshiogawa.com/
twitter: https://twitter.com/panaii



2015-10-15 | Posted in PEOPLE, 小川哲No Comments » 

 

one day 20150829 midnight

夏の寒空、雲と雲の切れ目から8月の光が差し込んだある夜のサウンドトラック

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mix&art work by Satoshi Ogawa

Nils Petter Molvaer “Merciful-Ligotade” mix by Bill Laswell


Bjork “Cocoon”



profile_20131215小川哲 Satoshi Ogawa
イラストレーター。シンプルな形、パターンをモチーフにしたリズミカルな作画で雑誌、書籍、CDジャケットを中心に活動。またイラストレーションを用いたプロダクト企画にも携わる。ミュージシャンのポートレイトで音楽を紹介する「5X5 ZINE」の制作を継続的におこなっている。

web site: http://satoshiogawa.com/
twitter: https://twitter.com/panaii



2015-08-30 | Posted in 小川哲No Comments » 

 

手放せないなら一緒に持とう

来月、ライブペイントで出演するイベント「カウンター達の朗読会」のプランをこのところずっと考えています。
このイベントは、精神的な問題などの「生きづらさ」についてがテーマになっているので(詳細は文末、またはこちらをどうぞ…)、最近、病気と絵のことを話したりプロフィールに書く機会が前より増えました。

そうして考えていると、どうしても思い出すのが入院していた時のこと。その中で書き出していた文章をここに放流してみることにしました…。

20150607繧ォ繝・ヨ

仕事ではないけど、休みでもない。あるいは、休みではあるけど、最高に休まらない時間。
入院生活は、夏の暑さも相まって、なんだかエアポケットのような不思議な印象で記憶に残っている。
(薬でぼーっとしてたというのが大きいんだろうけど)

毎日毎日話したのに、もう名前も覚えていない人。いなくなった人。遠くからお見舞いに来てくれた友達。笑ってるような困ってるような家族の顔。泣きながらどっか行っちゃった友達。
いろいろ。

すごい変だった事がたくさんあった。

自分の苦しさを置き去りにして、自殺未遂について「迷惑かけちゃった」と言った人。
「迷惑だから治す」と言う彼女の努力の矛先はどこへ向かっているんだろうと思った。治すにしても、彼女の生は、彼女のものなのに。

自分の意見を泣きながらぶちまけた友達が行動制限を受けていたのも不思議だった。きっと、発露の仕方に問題があったんです。それが今ならわかるけど、その時はピンと来なかった。思い切り表現する彼女の態度に「いいなあ」と思っていたし、黙っていたら鬱になるのに言ったら言ったでアウトなの か?なんて考えて、私は「へえ、大変だね」とか言っているだけのタイプだった。

「へえ、大変だね」と言っている自分も大変だった。でも何が大変なのかわからなかった。何が大変なのかわからなかったから、なかなか退院出来なかった。(とんちみたいだよね)

そこにいる人は、当たり前だけど、みんな大変だった。


自分のことはもちろん、入院していた人の事も、スタッフのことも、たくさん考えた、感じた。そして考えれば考えるほど「考えない方が良いよ」と言われた。そこがよくわからなかった。

決して楽しくはなかったけど、私にはとても大事な時間だったよ。
でもさ、それを話すとき、私はいつもこう言うんだ。

「超迷惑かけちゃった。精神科に入院とかやばくない?」

しかも笑って言うのさ。何も可笑しくないのに。
死ぬほど苦しかった事を「やばくない?」って突き放して笑う私の方が、よっぽどやばいよ。


あの時、直に感じて触れた、人の気持ちの奥の事。それをものすごく愛おしく感じた事。そして、それと相対する「そういうものと距離を置く方が健康的という考え方。
でも、そこを見て見ぬふりしてあまり触れず生きていくのが良いのだとしたら、私は何を見て誰のためにものを考えたら良い?

人の気持ちの話が好きだ。
極端に振り切ってしまう人とか、極端に振り切らずにいられなかった程の情動に、ものすごく惹かれる。いびつな顔で取り繕ったりしないで、楽しい事は楽しいと言えるように。悲しい事は悲しいと思い切り泣いたりワガママ言ったり、散々ふさぎこんだりして欲しいといつも思っている。
(なんて!いい事を言っている風だな。誰より、私がそうしたかっただけだ)

素直に泣くなんて、そんなのすごく難しい。泣いてもなにも解決しないし。わかってるけど、わかってるから、敢えてそういうものを作りたい。

涙と鼻水でぐずぐずになったとき、手に取るのが、ふわふわのタオルだったらちょっと良いじゃない。
死にたい気分で倒れ込んだベッドに、柔らかいクッションがあったら、ちょっとだけ良いじゃない。

「最悪」から少し目を反らしたくなったとき、自分の絵が機能してくれないかといつも思っている。共感か、安心か、気紛らわしか、そういうものを作りたい。

————————

私が、彼女達が、手放せなかった「生きること」を、細い糸みたいにして、つなげて、考えていきたいです。
全然タフじゃない。まだ糸だよ。ロープなんかになってない。
でも、これでも、結構繋がってさ、割と太い糸にはなったと思うんです。

20150617蜻顔衍

生き辛さを抱える全ての人へ捧げる朗読ライブ
「カウンター達の朗読会vol.7」
~きみの手でカウンターパンチをするための57577~

2015年7月11日(土)
会場 新宿 ネイキッドロフト
OPEN 18:30 / START 19:30
前売/予約 ¥1,500 / 当日 ¥2,000(共に飲食代別)

【出演】
成宮アイコ(こわれ者の祭典)
葛原りょう(大衆文藝ムジカ 編集長)
Tokin(ライブペインティング)
タダフジカ(ギター&クラリネット)
川瀬由紀子(ピアノ)

前売りチケット情報、イベント詳細はサイト(http://tokin.info)をご覧下さいませ。
よろしくお願いします!


プロフィールトキン Tokin
1983年生まれ。自分の精神疾患の病状をしゃべるフリーペーパー「ゾンビ道場」を発行しています。キーワードはメルヘンとメンヘル。イラスト、絵画、ライブペイントなど、アグレッシブに絵を描く病人です。
web site:http://tokin.info/
Twitter:http://twitter.com/Tokin0528



2015-06-20 | Posted in PEOPLE, トキンNo Comments » 

 

わたしとあなたの会話の話

20150414カット

「私は私で生きるんだ」と言う人に対して「かわいそうだなー」と言った人がいた。
何がかわいそうなのか訊いたら
「「私は私で生きるんだ」って敢えて言わなきゃいけない気持ちを想うとねー」
とのことだった。
なるほど。

「自分が自分で生きられない」のはなぜなんだろう。

「普通に嬉しい」「素直に嬉しい」という言い回しがある。あの言葉に私はいつ
も違和感を感じるんだけど、それがもしかしたらこの問いに対する答え かもし
れない。

本音の意見の前に入っている「素直(に見える)」「普通(と言われる)」という、
視点。
それは恐らく、一般的にそう言われるだろうとか、そう言っていた人がいるとか
いう基準から推測されたものだ。
でもその推測って、私とあなた、の間でしゃべる時本当に必要なものなんだろうか。

私が誰かとしゃべる時、当たり前だけど私が聞きたいのはその人の意見であっ
て、その意見が一般的にどう見えるか、どう判断されるかは関係ない。
(だって、私の物差しがその「一般的」かどうかは、わからないでしょ)

変に思われるかもしんないけど、変に思わないかもしれない!
あなたが「変に思われるかもしんない」と感じている事、私はとっても魅力的に
感じるかもしれない!
それを自分から閉ざしてしまうのって、結構もったいないなと思うのです。

枠組みや、経験からの推測がまったくない所でものを考える・発する、なんてこ
とはとても難しいけど、どの枠組みにはまるか、どの経験を当てはめる かは自
分の自由。
「嫌われる自分」の枠組みをあらかじめ作って、その中に本音を閉じ込めるっ
て、なんだかそんなの淋しすぎます。
大事な人にそれをされたら、私は結構淋しいぞ!

とはいえ、私もかなり身に覚えがあるので、こうやって文章を書いていても「く
う、自戒だなあ」という感じがします。
嫌われるのってすごい怖いから、なるべく無難な自分でいたい。
でもこの「自戒だなあ」というげんなりした感じも、苦笑いで誰かとシェア出来
たらそれってちょっと幸せかも、って思うのです。


プロフィールトキン Tokin
1983年生まれ。自分の精神疾患の病状をしゃべるフリーペーパー「ゾンビ道場」を発行しています。キーワードはメルヘンとメンヘル。イラスト、絵画、ライブペイントなど、アグレッシブに絵を描く病人です。
web site:http://tokin.info/
Twitter:http://twitter.com/Tokin0528



2015-04-14 | Posted in PEOPLE, トキンNo Comments » 

 

フリーペーパーminiフェス in KOBE レポート

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先月の28日に神戸にありますKIITO(http://kiito.jp/)で行われた「オープンKIITO」というイベントにてフリーペーパーのミニフェスを行って参りました。

フリーペーパー専門店でありますONLY FREE PAPERが是非とも読んで欲しいと思うフリーペーパーを約50誌を東京よりお持ちしました。

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昨年もこの「オープンKIITO」には参加させていただいたのですが、会場でありましたKIITOは元々輸出生糸の品質検査を行う検査所として使用されていた施設であり、荘厳さと日常性を持ち併せた雰囲気が自分の中の大切にしまってある思い出を呼びおこしその記憶の中でそれぞれの人がそれぞれの視点で体感できる、そんな不思議な場所であります。

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ここからは少し手前味噌なお話になってしまいますがこの会場はフリーペーパー(といいますが紙)ととても相性が良いです。そして今回選ばせていただいたフリーペーパーはどれも素晴らしく一誌一誌ココロオドルような冊子です。それが一同に会しているわけですから夢のような空間と言っても夢という言葉対して失礼はないでしょう。

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先日惜しまれつつも休刊となってしまった「辞書のほん」もバックナンバー(ほぼ)揃い踏み!

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ここ数年はフリーペーパーの発行はお休み中の「しごととわたし」も特別にご参加いただきました!

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準備段階の写真が多くお客様が楽しんでいる様子を撮り忘れるという昨年同様のミスを犯してしまうわけですが、昨年以上のお客様にお越しいただけました。
袋を用意しなかったことをとても反省するほどに皆さん両腕に抱えきれない量のフリーペーパーをお持ち帰りいただいておりました。
開始30分も経たないところで配布終了してしまうフリーペーパーも何誌かありました、、、!!

「フリーペーパーのところどこですか?」とピンポイントでお越しいただいた方も結構多くいらっしゃったようです。終了後に受付の方に伺いました。

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13~18時の開催でしたが終わることにはほぼ在庫がなくなってしまいました。

talkabout fp

イベント終盤には「フリーペーパー攻略ガイド」と称しましてフリーペーパーをより楽しんでいただくためのトークセッションをやらせていただきました。急遽決まった企画にも関わらず最後まで聞いてくださった方々に感謝です。

素晴らしいフリーペーパーに囲まれ、素晴らしい場所に立たせてもらい、とても幸せな時間となりました。
お越しいただいたお客様もそう思っていただけたらよかったと思います。いや、そう思ってくれたはず、、!
顔を見れば何となくわかりますからねそういうのは。

顔をみれるというのは「本屋」を営む上でやはり重要なポイントであると僕は思いますし、大切にしたいところであります。
これからは色々な場所で、色々な方が、ONLY FREE PAPERを媒介し、広がっていく。
そんなことを実現していけたらと思っております。




オープンKIITO2015 設置フリーペーパー
・tentonto
・鶴と亀
・scripta
・BLUE’S MAGAZINE
・GOTASSYA
・GP
・キデンセン
・しごととわたし
・C
・ミチカケ
・BEEK
・辞書のほん
・季刊猿人
・ののわ
・京都ワッチャー瓦版
・とりあえず、シモキタで降りなよ。
・GAP CITY GUIDE
・SKETCH
・ZW
・灯台どうだい?
・ナイスガイ
・松井どんぶり
・つくる?
・月刊ゾンビ道場
・KAMAKURA
・花座論
・引力レコーズ
・飛騨
・ヘルスグラフィックマガジン
・SOYA PARTY
・路地と道くさ
・.dock
・EPHEMERA
・JAPAN PHOTO AWARD 2014
・パラ人
・旅とアイスクリーム
・イモマンガ
・Arinco books
・190-
・Social Tower Paper
・ラボラトリー
・好物
・太宰府自慢
・井
・ネコメンタリー
・岐阜マン
・ふかよみ新聞
・屋上とそら
(順不同)


松江健介松江健介 Kensuke Matsue
フリーペーパー専門店ONLY FREE PAPER店長、株式会社Beatface代表取締役。スタイリスト業を経て2010年12月にONLY FREE PAPERを東京・渋谷に開業。移転、休業を経て現在は渋谷と小金井市にて展開。ドフトエフスキーや安部公房好きの根暗でメタル好き。メタルバンドではボーカルを務めている。また、コラムやエッセイ等をフリーペーパーへ寄稿することもある。





2015-04-09 | Posted in 松江健介, PEOPLE2 Comments » 

 

『球体マンガ』について

新社会人の皆さん、こんにちは。松井です。
新しい環境に緊張したり、まだ学生気分が抜けなかったり、色んな人がいることと思います。
こんにちは、松井です。
今回は、漫画をおすすめします。
大谷秋人さんの『球体マンガ』という作品です。
僕は本に限らず、人になにかを勧めるのが得意ではありません。
「こうこう、こうで、あーで、こんな感じのやつだから是非」という説明が、下手なのです。
しかしですね「この人はこんな作品が好きなんじゃなかろうか」と思って、
黙って渡して、結果気に入ってもらえることには定評があるのです。
気を使われてるのかもしれませんけどね。気を使わないでほしいものです。

前置きが長くなりましたが、僕はどちらかというと、○○が好きなら△△も好きなのでは?という勧め方が得意で
すので、そういうあれをしていきます。
つげ義春『ねじ式』
近藤聡乃『はこにわ虫』
小池桂一『ウルトラヘヴン』
横山裕一『ニュー土木』
長尾謙一郎『ギャラクシー銀座』
夢野久作『ドグラマグラ』
ウィリアム・バロウズ『裸のランチ』
羅列は以上です。
『球体マンガ』は、つげ義春『ねじ式』のような夢の中を描いた作品のようでもあり、水木しげる『猫楠』で
「ないんじゃなくて、あるんだけど、わからないもの」と表現されていた“死後の世界”の事を描いているようで
もあり、未来の話かもしれないし、別の世界線での話なのかもしれないし、幻覚ってこんな感じなんじゃない
かとも思うし、自分が知らないだけで、この世界に既に存在している世界の話なのかもしれないとも思います。
『球体マンガ』は、そんな“知らない、見えない世界”を、リアルに描いています。そんな知らない世界のルール
や法則や習慣が、どんどん流れ込んできて、読んだ時は衝撃でした。ただただ不思議な気持ちになりました。
いや、衝撃という言葉も、不思議という言葉も、しっくりこないですね。
今まで似たようなものを見た事がないので、どう言っていいかわからないです。強いて言うなら、是非です。



松井どんぶり松井一馬 Kazuma Matsui
『松井どんぶり』というフリーペーパーを作っている26歳の男です。求職中です。徳島に住んでいます。徳島には野良犬がいます。

Mail:matuikazuma1001@yahoo.co.jp
Blog:http://matsuikazuma.blog23.fc2.com/
Twitter:http://twitter.com/matuikazuma



2015-04-05 | Posted in 松井どんぶりNo Comments »