トキン

「してもらう」「してあげる」のはなし

あけました、おめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

みなさま、正月におもちは食べましたか。もちはもちでも、私は病気持ちです。(※うまいことを言おうとしました)

自分に病気があると、どうしても、人に頼らざるを得ない状況が発生します。
最近はめっきりなくなってきましたが、鬱がひどい時など、しばしば、家のことをしてもらいに実家の親に、家に来てもらったりもしていました。
また、通院も、付き添ってもらうことが多いです。

私の為に何かしてもらう。
これには当然感謝の気持ちを持っています。
そして、みんなそれぞれに忙しいのに、付き添いだの、家の世話だのしてもらうのは心苦しく、つい「ごめんね」を連発してしまいます。

だがしかし。
そうは言っても、寝込んでいるくらいなので私だってしんどい。しんどいのになぜ「ごめんね」と言ってしまうのか。
言霊という言葉がございますが、「ごめんね」は発すると自動的に相手との上下関係が発生してしまい、なんだか己が情けない立場になったような気持ちになります。

時々、そのことがグルグルしてしまい、グルグルの挙句人に頼るのを遠慮、そして結局具合が悪くなって、いわゆる「言わんこっちゃない」的な状況になったりということをやらかします。
ううむ。自分以外の、何か障害などを持った人は、このような逡巡をどうしているんだろう。

もし仮に、身体が悪い人の手助けを私がしたとする。
その時、見返りとして感謝を要求するというのは、気持ちのあり方として間違ってるような気がするけど、まったく感謝されなかったら、それって結構モヤモヤっとするだろうなあ。

好きで病気になっているわけじゃないんだから、援助をしてもらったとしても堂々としていれば良い、と思うし、それは間違えてないと思います。
でも「ありがとう」も「ごめんね」もなかったら、やっぱり「え??」ってなってしまいそう。

単純に、思いやりの問題なのかもしれません。
誰かの為に何かをするのも、思いやりなら、それを受け取る側が「ごめんね」や「ありがとう」というのも、思いやりで。

何かをする側であっても、してもらう側であっても、相手と自分の快い関係を作ろうとする気持ちがあるっていうのが、大事なんだろうな。

困っている人がいたら助けるのは当たり前!
だけど、立場が変わったとき「困っているところを助けてもらうのが当たり前」にはならないようにしていたい。

「ごめんなさい、とありがとう、はいくら言っても減らないからどんどん言ったほうが、人間関係は円滑にいくのよ!!!」
というのは、昔よく親に言われた言葉です。うう~ん、亀の甲より年の功。

小学校の道徳の授業みたいな話しですが、ちゃんと「ありがとう」と言えるように。
でも、少しの「ごめんなさい」はちゃんと心に留めておくような。
微妙なところではありますが、なるべくそのくらいの気持ちを心がけておけば、不必要に萎縮したりギクシャクしたりしなくてすむのかもしれません。




プロフィールトキン Tokin
1983年生まれ。自分の精神疾患の病状をしゃべるフリーペーパー「ゾンビ道場」を発行しています。キーワードはメルヘンとメンヘル。イラスト、絵画、ライブペイントなど、アグレッシブに絵を描く病人です。
web site:http://tokin.info/
Twitter:http://twitter.com/Tokin0528



2014-01-14 | Posted in PEOPLE, トキン2 Comments » 

 

いかに生きるべきか

人の心の動きに関心があります。
人生における主な関心事がそれなのでたまに、いや、しばしば、いや、かなり頻繁に精神のバランスを崩します。
ふと気がつくと、精神科通院のキャリア組になっていました。

でも、そんな事をいつまでも嘆いていて良いわけがありませんよ。
一度きりの人生。下を向いている暇などありませんし、後ろを向いている時間があるなら前を向くことに費やしていきたいです。
上を向いて歩こう、という有名な歌もあります。上、そして前、つまり前方上部を向いて私は歩きたいのです。

「私はもっと、健康的な精神状態に己を持っていく。
布団を頭からかぶって数日を過ごしてしまうような人間ではなく、もっと明るく、朗らかに楽しく生きていけるはず」
これまでそうして、常に己をアップデートしていくつもりで前向きに生きてきました。

かくしてそれは困難な道のりでした。
例えて言うならブーメラン。最大の飛距離を出すたび、そこへ進んでいったのとほぼ同じテンポで戻ってきてしまうのです。
私は悩み、そして飲み会などの席で朗らかにしている人に相談をしました。

「なぜ私は朗らかでないのか。
どのようにしたら貴殿のように朗らかになれるのか。
いかにして、どもらず、テンポ良く笑顔の絶えない快活なトークを他人と交わすことが出来るのか。」

朗らかな人は、言いました。

「考えすぎじゃないの」。

私は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の飲み会を退席せねばならぬと決意した。
トキンには健康がわからぬ。トキンは、メンヘラである。
絵を描き、空想と遊んで暮して来た。
けれども無遠慮な発言に対しては、人一倍に敏感であった。

そんなわけで、ここではメンタルヘルス周辺や、マイノリティ、生きづらさについて考え続ける中で感じたことや考えてきたことのメモを書いてゆこうと思います。
思考&アウトプット、それこそがワタクシのジャスティス!

よろしくお願いいたします。


プロフィールトキン Tokin
1983年生まれ。自分の精神疾患の病状をしゃべるフリーペーパー「ゾンビ道場」を発行しています。キーワードはメルヘンとメンヘル。イラスト、絵画、ライブペイントなど、アグレッシブに絵を描く病人です。
web site:http://tokin.info/
Twitter:http://twitter.com/Tokin0528



2014-01-03 | Posted in PEOPLE, トキンNo Comments » 

 

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