PEOPLE, トキン

誰かの中の、私の部分

ONLY FREE PAPERの企画の、精神病新聞・松井どんぶりのコラボイベントへ、私
も行って参りました。
どうしようかと迷っていたけど、行って良かったな。

最近、私はあまり文章を書いていません。以前よく書いていた、ノートの手書き
日記も書いていません。
頭が混乱した時はいつも文章を書くと落ち着くのですが、このところ敢えて書か
ずにいました。

自分の中で、もやもやして言葉に出来ない気持ち、また、言葉にして良いのか躊
躇われるような感情。
本当は言葉にした方が良いのはわかっているんだけど、感情を認めて言葉にして
自覚したら崩れてしまいそうな気がして、最近は考えるのが嫌でした。
だから、ここしばらくはとにかく片っ端からいろいろなものを見て、読んで、出
かけて、でも文字にはせず、とにかく自分の中のモヤモヤを塗りつぶそ うと躍
起になってテンションを上げていました。

でも、絵里子さんや松井さんが「え、それ言っちゃっていいのかな」と思うよう
な話を今日いろいろされているのを聞いて(あと、読んで)このところ 目を反
らしていた自分の中のモヤモヤについて、私も思いを巡らせました。
それは少し重く、おっかない事ではありましたが、無理矢理に目を反らし続けな
くていいんだと思ったら、不思議と気持ちが軽くなっていく気がしまし た。

どんなに個人的な範囲での事柄も絶対に、誰からも共感を得られないわけはなく
て、マニアックなことであっても誰か共感してくれる人がいる。
そしてその共感は、「誰か」にとってはすごく貴重な体験だったりする。
今日のイベントは、私にとってそういう感じでした。

自分に蓋をして押し黙っていたら、他人の蓋の向こうに触れる事も出来なくなっ
てしまう。
自分と向き合うのって、内的なようだけれど、他人と向き合う事でもあるのかも
しれません。
だから、ああいった個人のフリーペーパーって、作り手にも受け手にも魅力的な
んだろうな。

20140504

私も、私の気持ちともう少し話をしてやろうと思います。
それで気づいた事をまた誰かに発信して、そこから考えたり、安心したりして、
気持ちの連鎖を作っていきたいです。


プロフィールトキン Tokin
1983年生まれ。自分の精神疾患の病状をしゃべるフリーペーパー「ゾンビ道場」を発行しています。キーワードはメルヘンとメンヘル。イラスト、絵画、ライブペイントなど、アグレッシブに絵を描く病人です。
web site:http://tokin.info/
Twitter:http://twitter.com/Tokin0528



2014-05-05 | Posted in PEOPLE, トキンNo Comments » 
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